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2010年2月10日 (水)

鍛冶ギルドショップにて

チョコボの穴掘りで集めた鞄一杯の亜鉛鉱をなんとかしようと、サンドリアの鍛冶ギルドショップへ走ります。

中に入ると、鍛冶職人のPCさんが一人。名前を見ると覚えがありました。

それは遠い昔。おいらがこのヴァナ・ディールに降り立った2002年も初期の頃にフレンド登録した、Hさんです。きっと、古墳あたりでトラやオークを狩りながらレベル上げをしていた時か、はたまた野良でミッションやクエに参加した時か。もう古すぎて、どういった経緯でフレンドになったのかも思い出せません。

今、ギルドショップには、おいらとHさんのふたり。Hさんはダークインゴットを作っていました。その横でおいらは、亜鉛鉱を加工してブラスインゴットを作ります。

(なにか声かけた方がいいかな? でも、きっとおいらの事なんか忘れてるよなあ。)

おいらがソロや合成にはまり、世間とは違う道筋を歩きすぎたので、Hさんとこうやって会うのも、たぶんリアルに数年ぶり。少し迷いましたが、結局Hさんに声はかけませんでした。

ふたりの合成の音が店に響きます。
ダークインゴットとブラスインゴットの完成のログが交互に表示されます。

しばらくして、Hさんが合成をやめました。おいらは、ギルドショップのNPCから銅鉱を買っている最中。後ろでHさんがショップを出ようと開けたドアの音。

その時、ログに…

  Hはmomijiに手を振った。

あわてて振り返りましたが、もうドアは閉まってHさんは立ち去った後でした。
とてもうれしい気持ちと、ちょっとだけ後悔。

(おいらのこと、覚えててくれたのかなあ。)

今度Hさんに会う時は手ぐらい振れる自分かな。と思いつつ、鞄に残りわずかとなった亜鉛鉱を手にしました。

Pol2010021000414809

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2010年2月 7日 (日)

絶対に

ゴールの次期は10月と決めましたが、具体的にやる事も決めました。

■獣使い Lv72
■全合成スキル100 職人装備エプロンまで取得

大まかに、この二つです。合成の方は去年の年頭に立てた目標とほぼ同じですが、去年は半年以上ログインしなかったので、持ち越しになりました。

獣使いと合成。どちらも今となっては後発も後発な位置ですが、おいらにとっては、このゲームで最大の楽しみであり魅力のある二つです。

獣使いは、サポ白ソロで成長できるジョブと言うことでスタートしたのですが、すぐにヴァナの自然の理を感じ、その面白さにすっかり虜になりました。FFXIはPTが当たり前だった時代に白でスタート。そこからかなり離れてしまった獣使いというジョブ。MMORPGなのに孤独との葛藤に常に悩む事になるのですが、それでも獣使いを止めようとは思いませんでした。

本当ならメリットポイントで広がる能力も付けてあげたいのですが、もうひとつの合成の目標が達成時期がいつなのか。いや、本当に達成できるのか、それすら微妙な所だと思うので、目標レベルは72。獣使いのレベルを72にしたいのは、着たい装備があるからです。

また合成スキル100は、全合成を上げると決めた時の初心の志。
合成は、競売のシステムを通じてヴァナでの経済活動という、オフゲーでは体験できない面白さをおいらに与えてくれました。

電卓片手に原価と利益の計算をするのが楽しくて仕方ない日々。多くの人には理解されないのかもしれませんが、人間を相手に出来るからこその商売のシミュレーションは本当に新しい体験でした。
RMT業者との闘いや、アイテムのエクレア化もあり、合成自体への意味すら疑問を持つ時代になりましたが、それでも競売で自分の商品が落札されるのを見ると、うれしい気持ちになります。

練成がスタートした今となっては、経験値の入っていない合成倉庫など役立たずなのかもしれません。
元々、合成スキルを上げきるには一人のキャラクターでは達成できないシステムなので、仕方なく合成倉庫を作りました。でも、そんなレベル1経験値0のキャラクターにも個々にドラマがあり、沢山のよい経験・思い出があります。

合成倉庫の半分がスキル100を達成し、大半がエプロンまで装備。ここまで来て、これを投げ出すという選択肢はおいらにはありません。

そして、夏休みの宿題を最後の日にとって置いたおいらにふさわしく、彫金と鍛冶という二つの大きな壁が立ちふさがっています。

しかし、それでもやり遂げようと思います。絶対に。

Pol2009121818384077

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