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2008年12月13日 (土)

STFへありがとう

STF(スペシャル・タスク・フォース)。
日本ではSTT(スペシャル・タスク・チーム)と呼ばれているが、上記のSTFが正式な名前らしいです。
FFXIの運営で、RMTを取り締まる影の功労者の皆さんです。

FFXIが正式サービスインしてまもなく、おいらはRMTという言葉を知ることになりました。

RMT リアルマネートレード

つまりゲーム内アイテムやIDを現実世界の通過で売買すること。
FFXIをプレイする以前にも他のネットワークゲームで聞いた単語ではありましたが、実際にはピンと来ませんでした。ところが、FFXIをプレイし始めて、そのRMTの影響に驚かされることになります。
2005年~2006年頃のヴァナ・ディールの経済は超インフレに突入します。物の価値がギルの価値を遥かに上回り、ギルを稼いでも稼いでもまったく足りない状況になったのです。

おいらはあの頃、この超インフレの状態はもう戻らないと思っていました。
なぜなら、流通するギルは全てシステム(クエストの報酬や、敵を倒した報酬、得たアイテムの店への売却など)から得られるわけで、ユーザーがプレイすればするほど、ヴァナで流通するギルは増加していくからです。確かに、ギルを回収するシステム(チョコボや飛行艇の移動手段での料金や、競売の手数料やバザーの関税など)もあるのですが、ギルが増加するスピードのほうが速く、まったく追いつけない状況でした。

もちろん流通するギルが増えること自体は自然なことなのですが、問題はそのスピードです。このスピードを加速させる輩がFFXIにも現れたのです。それがRMT業者。

自分たちの商品になるギルを稼ぐためだけにプレイするRMT業者は、本来自然に作られるべきヴァナの経済バランスを完全に破壊しました。その破壊のピークを感じたとき、おいらはヴァナの経済に未来を見出せなかったのです。

ところがFFXIの運営側は対策に乗り出します。STFを立ち上げ時間をかけ問題の解決に取り組んでくれました。不正をはたらくキャラクターの取り締まりと、それらのギルの凍結。システムでは回収できないギルを見事に潰してくれました。
そのかいあって、ヴァナはかつての超インフレの時代を乗り越え、(その後ちょっとデフレもあったりして)今現在、経済は安定したレベルに正常化・回復したと思います。

最近始まったフリートライアルの開始と近日中に開始するウェルカムバック キャンペーン。

斜に構えれば、FFXIはプレイ人口が減ったから囲い込みを始めたともとれます。超インフレ時代に去ったプレイヤーも数多くいたのも事実だろうと思います。けどこれらの施策は、FFXIを安心してプレイできる環境を提供できるという運営側の自信の表れなのではないでしょうか。おいらも、STFの活動を信じきれない時もありましたが、今は素直にありがとうという言葉を贈りたい。本当によくやってくれました。

最後に運営側に注文を付けるとしたら、真にエクレア装備の減少が本当のRMTの撲滅だと思います。

参考記事 インプレスGAME Watch
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20081212/ff11stf.htm

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