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2008年12月 4日 (木)

解像度の話 その2

ATI(AMD)とNVIDIA。
FFXIをプレイするには、この二つのメーカーのビデオカードを使うのが主流です。もちろんインテル系チップセットの内臓グラフィックス機能でもOKなのですが、快適に遊ぶとなるとやはりグラフィック専用のボードを用意するのが一般的と考えます。

ところで、当ブログのスクリーンショットはFFXIのスクリーンショット機能を使わず、キャプチャソフトで画像を得ています。FFXIのスクリーンショットではログやアイテム・装備画面が撮れないのと、スクリーンショットの画像が小さいものしか出来ないので、自分としてはやむを得ずキャプチャソフトを使用しているのです。

※このキャプチャソフトもスクエニがFFXIをプレイするにあったって禁止している外部ツールにあたる可能性もあるので、使う場合には自己責任でお願いします。

そのキャプチャソフトでスクリーンショットを撮ると、出来上がるその画像サイズはFFXIコンフィグの設定で言うFrontBufferのサイズが適応されています。800×600のFrontBufferで設定しているならば、スクリーンショットの画像は800×600ピクセルのものとなります。

さて最近では、家庭用のテレビをはじめパソコンのディスプレイもワイド化してきています。おいらのところのも、昨年5月より解像度が1920×1200のものを使用しています。プレイ時の視野が広がり、ヴァナへの没入感はとても高まりました。

ところが、ちょっとした問題が起こりました。
スクリーンショットの画像のサイズの問題です。キャプチャソフトで撮った画像の縦横の比率が、FrontBufferで設定したものになるので、横から潰されたような画像になってしまったのです。

この時使用していたグラフィックボードはNVIDIAのGeForce7600GT メモリ256MB でした。
この製品でFFXIコンフィグで設定するとき、FrontBufferのデフォルトのパターンではうまくワイド画面に対応するものがなく、レジストリを書き換えて自分で調整しなければなりませんでした。
(レジストリを書き換える方法は。マシンのトラブルを引き起こす場合もあるのでここでは割愛します。)

レジストリを書き換えてFrontBufferをいくつかのパターンで試してみたのですが、NVIDAの7600GTのボードでは好みのものに調整することが出来ません。
1920×1200の解像度には設定できたのですが、これだとログの文字やアイコンが細かすぎるのと、ログやコマンドアイテム欄のウインドウが離れ離れになってしまい、おいらにはとても実用的なものではありませんでした。

結局、スクリーンショットの横幅が短く潰された画像になってしまうのは仕方ないとあきらめ、ブログでは画像を加工する段階で、横に引き伸ばすことにしました。

Ffxi20070707002530
妙にスリムなおいら。それはSSの横の比率が間違っているから。ただしログの文字の縦横比は間違ってはいない。FrontBufferは文字の縦横比を保つものに設定である。

Ffxi20070707002530w
こっちが本来の縦横比の画像。加工して横幅を広げたもの。逆にログが横に伸びつぶれてしまう。

この環境が、つい一ヶ月前ぐらいまでのこと。

NVIDIAのGeForce7600GTは、現在(2008年12月)では2世代前のもので、2年以上前の製品となります。
そこで、新しいグラフィックスボードを購入することにしました。

買ったのは、ATI(AMD) Radeon HD4670 メモリ512MB。
NVIDIAからATIへ鞍替えです。
この製品は、性能の割には消費電力が低い事や、値段が1万前後と安かったのが購入の決め手となりました。当たり前ですが、今最も新しいシリーズの製品なので前のGeForce7600GTよりは処理速度が向上しています。(とは言っても、最新の3Dゲームとかにはちょっと非力な感じ。FFXIしかゲームはしないおいらには問題なし。)

このような理由でこのボードを選んだのですが、他にもちょっと気になる事がありました。
それは、FFXIコンフィグでのFrontBufferのデフォルトでの設定できる解像度の数。
NVIDIAのときは、3種類(?ちょっとあやふやな記憶)ぐらいしか出来なかったと思います。ところが今のATIは、デフォルトで10数種類のパターンで用意されています。NVIDIAの時はレジストリを書き換えるしかなかったサイズも、最初から選べます。

実は、NVIDIAの製品の前はATIのRadeon 9500シリーズを使用していました。そのときFrontBufferの設定できる数が多かったという記憶があったのです。
NVIDIAの製品を使い始めたころは、その事があやふやに記憶されていて、「あれ?なんか前(ATI)とちがうかなあ?。でもそんなわけないか?。」ぐらいに思っていました。
また、ワイドパネルでないディスプレイを使用していたので、デフォルトの設定でなんら問題がなかったのです。
ところが、ワイドパネルのディスプレイを使用するようになり、その事を思い出したのです。

先に書いたように、キャプチャソフトで撮れるスクリーンショットはFrontBufferの設定に依存します。ですから、そのままでワイドなスクリーンショットを得られるATIのボードは、ブログなどでスクリーンショットを載せたりする人には、使いやすい製品に思います。

でも、もしかすると最近のGeForceだとFFXI専用ドライバーもでているので、もっと多い種類の設定が出来るのかもしれません。(また、おいらのスキル不足で7600GTも同様の設定が出来たのかもしれません。)そのあたりは、購入して試してみるしか調べようがないので、どなたかNVIDAのボードのワイドディスプレイにおける、FFコンフィグの設定を教えてくれたらうれしいです。

Ffxi2008120413450259
ログの読みやすさとスクリーンショットの画像の大きさを考えた結果、おいらには1280×768の設定がベストぽいです。

(追記)ディスプレイパネルが1920×1200なら16:10でFrontBufferは1280×800がぴったりだという事に今気づいた…w。

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