石碑の…
ずいぶん前の事です。おいらがまだ新米冒険者の頃…。
初めてバルクルム砂丘の港町セルビナに到着したとき、とある老人から、粘土をわたされた事がありました。その粘土でヴァナ・ディールに点在する石碑の碑文を写し取ってきて欲しいというのです。
新米冒険者だったおいらは、写し取ってくるたびに得られる報酬に喜び、それにつられ、いつしか世界に点在する石碑の碑文をすべて写し終えました。
FFXIのプレイして初期の頃に受ける、「ある冒険者の足跡」というクエストです。
おいらがこのクエストをコンプリートした頃は、プレイ環境がPS2でした。クリアしてからは、この石碑達には用もなく、たいてい各エリアの辺ぴな所にあるので、再度訪れる事もありませんでした。
最近、パシュハウ沼からジュノに向かう事がありました。沼は相変わらず雨。どんよりした重い天候です。でもこの沼、よく見るとあちこちに小さいきれいな花や植物があり、意外に美しいエリアなのです。
おいらは、その雨に煙る沼の景色に見とれながら、普段は来ることのない道に入っていました。…そう、ずいぶん前に訪れたあの石碑に続く道です。
しばらくすると石碑が現れました。一度来れば用無しなのは他のプレイヤーも同じらしく、雨に打たれ、ただひっそりと石碑は立っていました。
ここの石碑の碑文を写しとったのは、いつだったろうか?。5年前…当時ガルカのフレTとここを一緒に訪れたのが懐かしく思い出されました。懐かしさに浸りながら、久々に石碑を眺めてみました。するとある事に気づいたのです。
石碑には碑文の他に、獣人クゥダフの絵が描かれていたのです。
以前に来た時には、おいらはこの絵の存在には気づきませんでした。きっと、クエストをこなすのが目的で石碑を眺める余裕がなかったのか、はたまた、PS2の解像度の低い映像で見落としたのか…。どちらかというと、前者の理由が大きいような気がします。
まだまだ、知らない事の多いこのヴァナの世界。きっと、他の石碑にもそのエリアを象徴する絵が描かれているのだと思います。またあらためて石碑めぐりをしてみようかなと思いました。
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