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2007年4月 8日 (日)

ちゃんちゃかちゃかちゃか ちゃんちゃんちゃーん♪

ちゃんちゃかちゃかちゃか ちゃんちゃんちゃーん♪

ちゃんちゃかちゃかちゃか ちゃんちゃんちゃーん♪

ちゃんちゃかちゃかちゃか ちゃんちゃんちゃーん♪

ちゃかちゃかちゃんちゃ ちゃーんちゃーん♪

(NHKきょうの料理のテーマ曲のつもり)

もみじ:「こんにちは。タルタルのもみじです。」(以下も)

も:「最近は日に日に暖かくなり、絶好の彫金のシーズンになりましたね。そこで今日は彫金レシピ。プラチナインゴットを作ってみましょう。」

も:「では、先生のご紹介です。彫金を極めて50年。モーブリ、…失礼。モーグリ大師範様です。」

モーグリ:「こんにちはクポ。今日はプラチナインゴットの中でも、スキル上限の高いプラチナナゲット版のインゴットを作ってみるクポ。」(以下モグ)

も:「では、材料から。プラチナナゲットが6個。白金鉱が1個。あとは、炎のクリスタルが1つです。先生、以外に材料の種類は少ないですね。」

モグ:「材料が少ないだけに、職人の腕が試されるレシピクポ。モグが手本を見せるクポ。
まず、このように、白金鉱の周りに等間隔にナゲットを並べていくクポ。すると、仕上がりの綺麗なインゴットになるクポ。では、見てるクポ。」

も:「お願いします。」

シュゴゴゴゴゴ。

も:「おお、さすが先生。鮮やかな手さばきです。」

シュバババババ。

モグ「ほほほほほ~クポ。」

バリーーーーーーーーーーーーン。

も:「!!。」
モグ:「!!!。」

モーグリは
炎のクリスタルを失った。
プラチナナゲットを失った。

も:「…あ、あの先生。これは…。」

モグ:「こ、これは、こうやってはいけないというお手本クポ。モグが合成したからこそこの程度で済んだクポ。初心者がやれば、材料の損失はこれでは済まないクポ。」

「では、気を取り直してもう一度…クポ。」

シュバババ。バリーーーーン。

モーグリは
炎のクリスタルを失った。
白金鉱を失った。
プラチナナゲットを失った。
プラチナナゲットを失った。
プラチナナゲットを失った。
プラチナナゲットを失った。
プラチナナゲットを失った。
プラチナナゲットを失った。

も:「…先生。全ロストですが…。」

ディレクター:「はいカット、カット!!。」(以下デ)

デ:「困りますよ、先生!!。あなたが、出来るっていうから、このプラチナインゴットのレシピにしたのに。今ので、3万ギル以上の材料を無駄にしてしまったんですよ。この番組は、そんなに予算ないんだから、しっかりしてください!!。」

モグ:「モグとしたことが、面目ないクポ。次こそ必ず成功さるクポ;;。」

デ:「本当に頼みますよ。では収録再開!。」

モグ「ちょっと、待ってくれないかクポ。精神統一するクポ。」

(…おかしいクポ。この本にはプラチナインゴットの上限スキルは54て書いてあったクポ。モグの本当のスキルは51クポ。いいギャラだったから嘘付いて出演したけど、一応問題ないはずクポ。どうなってるクポ?。)

も:「先生、その本は…?。」

モグ「い、いや、なに。これは、大師範だけが手にすることの出来る、合成大全の書クポ。」

(…本当は、さっき町の本屋で買ってきた攻略本クポ。プラチナインゴット…。プラチナインゴット…。あったあった…。レシピは間違ってないクポ…、ん?。)

(なーーー!!。プラチナナゲットのプラチナインゴットは上限64クポ!!。間違えてたクポーーー!!。)

デ:「先生。そろそろ収録再開しますよ!!。」

モグ:「あ、あの…。上級サポートを受けて来てよいクポ…?。」

(上級サポをつければ、た、多分成功するクポ。この場を乗り切るにはこれしかないクポ。)

も:「え、でも先生は師範の上を行く大師範様ですよね?。サポートなど不要なのでは。」

モグ:「…も、もちろんその通りクポ。たしかに、誰の手を借りる必要はないクポ。ちょっと、ふざけてみたクポ。」

も:「なんだ先生。ふざけるなんて、余裕ですね~。」

(くうううう、このくそタルが…。こうなったら、仕方ないクポ。ムバロポロスのモブリンから買い取った、アレを使うクポ。ちょっと高かったから勿体ないけど、アレなら確実にプラチナインゴットを作れるクポ。ここは背に腹は変えられないクポ。)

モグ:「では、お手本をお見せるクポ。まずこのように白金鉱の周りにナゲットを並べるクポ…。」

も:「先生。なにかさっきと違う形のナゲットのようですが…。それに、材料の数あってます?。」

モグ:「こ、細かい事は、き、気にしないクポ。そんな事ではモグのような大師範にはなれないクポ。それじゃあ行くクポーーー!!。」

ジュワワワワワワワワワーーーーーン。

バリーーーーーーーーーーーーーーン。


モーグリは
炎のクリスタルを失った。
獣人白金貨を失った。
獣人白金貨を失った。
獣人白金貨を失った。
獣人白金貨を失った。

デ「あのブタつまみだせ。」

~プラチナインゴットのレシピ 3種~

炎のクリスタル+獣人白金貨×4:彫金61上限
炎のクリスタル+白金鉱×4:彫金63上限
炎のクリスタル+白金鉱+プラチナナゲット×6:彫金64上限

おいらが、メインキャラ(スキル59~60)と彫金倉庫キャラ(スキル59~64)の計6スキル分上げるのに成功したプラチナインゴットの数220本。

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スキル59~60までには、0.2アップもあるものの、誤差の内と考えて計算すると、最低3.6回ぐらいに一度のスキルアップと出ます。

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我がワールドのジュノのプラチナナゲット競売価格は、1D36000~34000ギルほど。白金鉱は15000ギル。(2007年4月7日現在)

プラチナナゲットが1D35000ギルとして、一回の合成にかかるコスト32500ギル。

出来上がった数から、失敗の確率の5パーセント分を足した最悪の(全ロストと考えた場合)大まかな、かかったギルは…。

32500ギル×(220回+11回失敗確率分の回数)回=7507500ギル。(クリスタル代除く)

デフレとは言ってもそれなりの金額が動きます。そして、これはまだ彫金道の入り口。

ちゃんちゃかちゃかちゃか ちゃーんちゃーん♪

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2007年4月 5日 (木)

合成は死んだ

この日記では、おいらの合成生活を紹介する事もあります。
おいらは、すべての合成が楽しく、それはFFXI内における、どのコンテンツにも引けをとらないぐらいのものと感じています。その事は、今もこれからも、おそらく変わらないだろうとおいらは思います。

でも、最近この合成における状況に不満と危機を感じています。今日は、それを書こうと思います。

…5年前。
自分で初めての合成したレシピは忘れてしまいましたが、失敗したことだけは覚えています。合成の仕組みも、レシピのスキル上限の持つ意味も知らず、他人が合成するのを見よう見まねで試したら失敗してしまいました。

おいらの合成人生は、失敗からスタートしたのです。あれからずいぶん経ち、おいらもそこそこ合成で出来るものが増えてきました。
そして、今までの合成スキルの成長を支えてくれたのは、数々の魅力的な合成によるアイテム達です。

おいらのスタートは白魔導師だったので、自分の使う装備を自らの手で作りたく、裁縫の道を選びました。その目標だったのが、バーミリオクロークの合成です。チュニックの形状の嫌いなおいらでも、やはり憧れの品です。

実装された当初は、材料の入手難易度と、その性能から高額な取引が行なわれていました。当時のおいらは、材料すら手にすることも出来ないし、もちろん裁縫のスキルも足りませんでした。
しかし、いつかこの手でバーミリオクロークを作ってやるといった、目標というか夢がありました。

時が経ち、そのバーミリオクロークも材料の供給量が増えた事や、ヴァナの住人全体の合成スキルの上達から、いつしか手の届かない品ではなくなりました。俗に言うユニクロ化です。時間が経てば、アイテムの数は増えていくわけで、それはしかたありません。

それでも裁縫なら、ノーブルチュニック、ブレスドブリオー等、さらなる魅力的かつ、難易度の高いレシピの追加に、おいらの合成に対する夢は広がってゆきました。

2006年4月。「アトルガンの秘宝」サービス開始。

この前から、気配はありましたが、このアトルガン導入によって、合成の環境ががらりと変わってしまいました。

高性能装備のエクレア化です。

エクレアとは、アイテムの属性表示でRare・Exの俗称です。RareはPC1人につき1個しか持てず、またExは複数持てるが他人に渡すことが出来ないとなっています。つまり、このエクレア表示がある物は、1人一個しか所持出来ず、他人に譲渡できない制限つきアイテムという事です。

FFXIのような、ネットワークゲームは、バージョンアップにより、さらなる高性能な装備・アイテムが追加される事があります。アトルガンで実装された、アサルト等で入手出来る高性能装備は、ほとんどエクレア化してしまい、同等の合成品のレシピが無い以上、

エクレア高性能装備の性能>合成装備の性能

という式になり、最高の装備を合成により自らの手で作り出すことは、現時点では不可能という事になりました。

もちろん、何をもって最高・最強と位置付けるかで、合成による装備もひけをとらない場合もありますが、多くの点でエクレアには敵わないのが現状だと思います。

では、なぜ高性能装備がエクレア化してしまったのでしょうか?。色々要因はあると思いますが、おいらが一番に感じるのは、RMT(リアルマネートレード)業者と呼ばれる存在です。

RMTとは、ネットワークゲーム等で使用される仮想通貨(FFではギル)を、現実通貨で売買する事です。FFXIは規約で、このRMT行為を禁止しています。

業者は、客となるPCに、現実通貨で売るために商品となる大量のギルを用意しなくてはなりません。そのため彼らは、ツール使用などの不正なやり方をはじめ、手段を選ばずにはギルをかき集めようとします。高額なアイテムを独占し、それを元にギルを作り出すことも、その手法の一つです。開発側は、その高額なアイテムを業者に渡しても、ギルに換えることの出来ないように、今のエクレア化に踏み切ったのだと思います。

つまり、業者やRMTを利用するPCが無くならなければ、今後の合成の置かれた状況は変わらないという事です。そして残念なことですが、このRMT行為を完全に無くすことは出来ないと思います。

このエクレア化にともない、ヴァナの経済活動も大きく様変わりしてきました。

開発側による、このような仕様変更や、定期的な不正行為者のアカウントとギルの凍結等の処置により、RMT業者のギルの入手手段が限られて来ています。そこで最近は、業者による競売での人気消耗品アイテムの独占という形が目立ってきました。

RMT業者は、ほとんど儲けのない値段での出品なのですが、独占する事により薄利多売で、ギルを稼ごうとしているのです。

これが一つの要因ではあると思うのですが、ヴァナは今デフレと呼ばれる状態になっています。現実世界のデフレとは違うと思うのですが、物が安くなり、物が余りだし価値を失うという点では同じでしょうか?。とにかく、去年の今頃からすれば驚くほど物価が下がってしまいました。

こうなると、合成でギルの収入を得ていた、普通の職人さんたちは大変です。合成しても合成しても、せっかく作った商品は見合った利益は得られず、安値で取引されるという悲しい事になります。

高性能な装備を作り出しても、その価値に見合った値はつかず、日常使う消耗品を合成しても、RMT業者の独占しようとする動きにより、思うような稼ぎは上げられず。それを回避しようと、ニッチなRMT業者の少なそうな商品では、職人同士のにらみ合いの構図になっています。

逆に自分が、購入する側に立つと、そこそこの性能の合成品が安く買え、消耗品も安価で手に入れられる事にうれしい反面、やはり合成の意味を考えさせられてしまいます。

すこし前に、フレとこんな議論をしました。

「なぜレベルを上げるのか?」
「なぜ合成スキルをあげるのか?」

一体、レベル(スキル)をあげて、いい装備つけて(師範になって)さあ、それでどうする?。

色々突き詰めていくと、最後は結局「自己満足」だろうという結論に達しました。

しかし、自己満足以外にも何かあったはずです。

おいらが合成を始めた頃、おいらは、自分の作るものが誰かの役に立てば良いと思っていました。けれど、今のヴァナはそれを必要とする世界ではなくなりつつあります。職人などに頼らなくても、RMT業者が安く物を供給し、高性能装備はレベルを上げれば手に入る今の状況。

合成を通じて人の役立てる機会をなくし、夢も失った職人は、もうこのヴァナでは必要な存在ではなくなりつつある。

おいらは最近その事を、痛感させられるのです。

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2007年4月 2日 (月)

ある愛

憂鬱でした。
昨日LSのある事で、いろいろと議論を重ねたものの答えが出ず、その事でおいらは、凹み気分で日課の商品補充と軽めの合成のためログインしました。

おいらにとって、ヴァナ・ディールは、時として暗い気持ちになるところでもあります。

そんな気分のまま、とりあえず原木削りの為に、木工担当の倉庫を木工ギルドの売店のあるギルド桟橋に走らせます。

薄暗いサンドリア港から、北サンドリアに抜けるところに、リザード系の防具を装備したエルヴァーンの男の人が倒れていました。
ゲーム上では戦闘不能状態。通常「死」と呼ばれる状態です。

しかし、ここはサンドリア港のはずれ。
敵が居るわけでもなく、戦闘不能になる場所ではありません。
また、彼のしっかりした装備を見ると、人の注意を引く為に、わざと服毒死したとも思えませんでした。

メインキャラのおいらなら、白魔導師でふらついているので、この人に蘇生魔法のレイズを唱え、生き返ってもらうことが出来きるのですが、今は倉庫キャラ。経験値も全く入っていないキャラクターなので、彼に何も出来ませんでした。

しばらく考えたものの、やはり助けになるような事は出来ず、しかたなくその場を離れました。

おいらが港から出る時、後ろからレイズを唱える声が聞こえます。誰かが彼を復活させてくれたようです。
振り返ると、彼はその場をなにか急いでいるように、立ち去っていました。おいらは、良かったと思いました。

北サンドリアからギルド桟橋へ出ると、天候は曇り。ものすごく重たそうな雲があたりを暗く染め、おいらの気持ちをさらに重くさせます。

(さっさと、材木削ったらログアウトしよう。)

そう思いながら桟橋に出ると、今度は1人の女性のエルヴァーンが倒れています。おいらの気持ちはさらにさらに重く暗くなります。

(やれやれ、また屍か…)

先ほどの男性のエルヴァーンと同様、今のおいらには何も出来ないので、今度は立ち止まる事も無く、彼女の横を通り過ぎようとした時、ふと気づきました。

彼女もまた、リザード装備を身に着けていたのです。

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おいらは、自分の考えをまとめる間もなく、先ほどの男性のエルヴァーンとこの女性は関係があるのではと直感し、失礼ながら彼女の事を覗き込みました。

すると、バザーメッセージに、大きなハートのマークと、あの男性のエルヴァーンの名前が記されてありました。

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なるほど、ようやくおいらには事態が見えてきました。

彼女と彼は、きっと恋人同士かなにかなのでしょう。

このギルド桟橋で狩りを楽しんでいた時に、事故で、二人の身に危険が訪れたのだと思います。きっと、モンスターによるリンクではないでしょうか。

状況からすると、彼女が先に倒れ、彼はしかたなく場を離れるしかなかったと思います。なぜなら、自分もその場で倒れてしまっては、彼女を助ける手が無くなってしまいます。

しかし彼は運悪く、このエリアにいるキノコ型モンスターの毒に侵されていました。

徐々に減っていく自分のHPを見ながら、自分の命がつきる前に、彼女を救う手立てを探していたのだと思います。
街に帰り、白魔導師をさがすか、自分のモグハウスに駆け込み、自らレイズの使えるジョブにチェンジするつもりだったのでしょう。

しかし残念ながら、彼は港に入った所で力尽きたのです。

おいらは、目の前に倒れている彼女に、

「もうすぐ彼は、戻ってくるよ。」

と伝えたかったのですが、どうやら名前などから察するに外人さんのようなので、語学に乏しいおいらには、その言葉は伝えられませんでした。
けど、それはいらぬおせっかいです。きっともうすでに、彼は彼女に、チャットでその言葉を伝えているはず。

おいらは、自分の目的のギルド桟橋の売店へ進みました。

…彼女を助けたい一心で走った彼と、彼を信じて待った彼女…。

彼らの事に感動したからでしょうか。天候は相変わらず重く暗い桟橋でしたが、おいらの心は少し軽くなっていました。

原木削りを終え、また来た道を戻ると…。

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