« 2007年1月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月29日 (木)

ビシージ・時間との闘い

ログインすると薄紫のシステムメッセージが流れました。
3月29日午前2時に始まるサーバーメンテナンスのお知らせです。

今回は、チョコボレースの実装とか。
おいらはまだ、チョコボを育てたことがないので、このコンテンツに関して、すぐには関係ないなと思いました。

そのことより、最近の合成スキル上げに多額のギルを投資したので、それが気になり、少しでも金策の商品合成をやっとこうと思っていました。

なごやかにチャットと合成を楽しんで、夜も午前1時をまわる頃、ふとLSの誰かが言いました。

「ビシージ来るんじゃない?。」

ビシージとは、昨年発売された追加ディスク「アトルガンの秘宝」で新たに実装されたコンテンツです。

獣人が、魔笛と呼ばれる宝を奪いにアルザビという町に攻めてきて、そこでPCとの市街攻防戦をするという内容のものです。

普段はソロで活動が多いおいらなので、ビシージには、正直あまり興味を持っていませんでした。

なぜなら、攻めてくるモンスター達のレベルが高く、レベル60程度のおいらでは有効な攻撃が出来ません。
さらに、この町のエリアに最大700人のPCが集まるので、何をしているのか分らないほど、ログが飛んだり動きが重くなるので、さほど面白さを感じていなかったのです。

そんなおいらでも、最近のビシージには関心を持たざる得ませんでした。

おいらのいるワールドは、「Siren」。通称「試練鯖」です。

我がワールドは、このビシージが開始された当初から今日まで、一度も負けたことの無い無敗のワールドなのです。

無敗のワールドはもう一つ、Lakshmiワールド。勝ちの数こそ、我がSirenのほうが上ですが、ビシージの発生するタイミングの差なので、同じトップと言って良いでしょう。

普段から、おいらとフレとの会話で、

「向こうも、試練負けねえかなとか思ってるんだろうなあ。」
「んだねえ。楽鯖には負けられないな。」

とか出るくらい、関心の高い事です。きっと、Lakshmiワールドでも、同じような会話がなされている事でしょう。

つまり、

「トップの座は譲れない。」

という意識がSiren全体にあるのです。

そんなご時世の中、今回のビシージ発生の可能性。

今は午前1時を回ったところ。メンテナンスの始まる午前2時に、もしかしたらビシージがぶつかるかもしれないのです。

午前1時15分。フレMにtellで聞きます。

おいら「あのさ、ビシージ途中でメンテナンス始まったらどうなるかわかる?。」

M「ビシージ途中でメンテナンス始まると、負けっぽい。」

おいら「え?マジ?。」

M「(1時)40分過ぎに獣人が拠点を出発すれば、ぎりぎり(町に)届かないかな?。30分ぐらいだと危ないぽい。」

今回はマムージャとよばれる、トカゲのような獣人の軍が攻めてくるのですが、彼らはその拠点から町まで行軍してくるのです。

フレMによると、町での戦いが始まってからメンテナンスでサーバーストップになると、自動的に我がSirenの負け。
行軍中にサーバーストップになると、どうなるか判らないとの事でした。

おいらは、なんとかメンテまで攻め込むなと願っていました。

「古鏡けっこう割れてますね。」

LSの誰かが言います。

古鏡とは獣人軍の拠点にある物で、それを壊すと、町への獣人軍の出発を遅らせたり、攻防戦になっても、通常より敵へダメージを与えやすくなるようです。

この古鏡の知識は、おいらには全く無く、受け売りで正確な情報ではないかもしれませんのであしからず。

古鏡は何枚かあり、その数が減っていると言う事は、誰かが獣人の拠点に乗り込み、少しでも出発を遅らせるのと、獣人の弱体化を謀っているのです。

おいら「おお、誰かがもう動いているのか!!。」

さすが、今まで連勝無敗のワールドです。このメンテナンスという不理な危機的状況に、最善を尽くそうとしている人たちがいます。

この状況を把握しているPCは皆、この先制攻撃に期待をかけたでしょう。

「すこしでも、メンテナンスまで時間稼ぎが出来れば…。」

その願いも空しく、ついに獣人軍が行軍を開始した報告が入りました。午前1時28分。

さっき、フレMが危険と予想した午前1時30分より早く出発しています。これでは、確実に市街戦は避けられません。

LSのRさんが

「15分で片付ければ間に合うんじゃない?。」

おいらは、町にいるPCの人数をチェックします。その数約350人。

このワールドなら350人でも、普段のビシージなら勝てます。しかし、今回はこれでは間に合いません。この人数では時間がかかりすぎて、メンテナンスに間に合わないと思われます。

「まずいな、350人しかいないよ。」

おいらは、あわてて、所属しているLS全部のに残っている人たちに、ビシージ参加を要請しました。

あと、ログアウトして今はいないフレの携帯にメールして、危機的状況とヘルプを伝えました。

おいらと、同じような事をしている人がいるのか、だんだんアルザビの町には人が増えてきました。

450人…500人。

午前1時40分ぐらいでしょうか。
フレMが、町の外に出て行軍の様子を探っています。どうやら、獣人の拠点とアルザビとの半分の距離まで、行軍は進んでいるようです。

アルザビでは、いよいよ士気が盛り上がるのと同時に、やはりこのメンテによる初黒星に納得いかない旨のシャウトも飛び交うようになって来ました。

たしかに、おいらも今回だけは不条理に思います。PCの力が無く負けたなら、潔くそれを認められますが、メンテナンスという強制的なもので、かつそれが負けになってしまうのは、やはりどうかと思うのです。

もはや、時間的にビシージの最中にメンテナンスの時刻を迎える事は避けられません。

もう一度、町にいるPCの数を調べてみます。

Ffxi20070329014954
Ffxi20070329014955

561人。

メンテナンス直前で、普通ならログアウトするPCの多い時間です。そんな時間にこの人数。やはり、無敗ワールドの意識の高さの表れでしょう。

「来た。」
「きたぞ。」

周囲の声がざわめきます。と同時に町に獣人が攻め入ったという報告。

Ffxi20070329015132

ついに、ビシージが始まりました。
午前1時51分。メンテナンスまであと9分。

ビシージ開始のイベントムービーに、PCが早く早くと急かします。ランダムにPCがアルザビのあちこちに配置され開戦です。

古鏡を破壊してくれたのが功を奏したのか、おいらの攻撃によるダメージもいつもより、通っているように感じます。

ビシージは、とにかく相手のモンスターを多く倒し、撤退させれば勝ちです。

町に襲ってきたモンスターは、大小様々。
とにかく、雑魚から片っ端から倒していこうという意識は戦っているPCに皆あるようで、いままで見たことのないくらい、軽快なスピードで敵が倒れてゆきます。

「いける。いけるぞ!!。」

と思った時、誰かのシャウト。

「2時になりましたー。」

「あっ」と言う間に9分は過ぎてしまったのです。
メンテナンス開始を案内するシステムメッセージがログアウトを促します。

おいらは、獣使いだったので、広域スキャンで残りのモンスターの数をチェックしました。しかし、まだまだその数は多く、撤退するには程遠い数でした。

おいらは、もはやこれまでかと思いました。

するとフレMが、

「あと5分。」

なにを言いたかったのか、本意はわかりませんが、たぶんメンテナンスに入るまでの時間の余裕を計算したものだと思います。

2時は過ぎましたが、まだ回線は繋がっています。ワールドはまだ稼動しています。そしてPC誰一人、あきらめずにまだ戦っています。

「こうなったら、落とされるまでやってやる。」

もう時間的にもぎりぎりの戦いです。1秒でも早く敵を倒すのと同時に、1秒でも長く回線が途切れないよう祈りながら、敵に攻撃をしかけます。

2時2分。2時3分。
まだ、ヴァナに留まっています。
2時5分。もういい加減限界の時間です。
早く、もっと早く敵を・・・!!。

いけえぇ!!。いけええええええ!!。」

その時…。

ビュウオオオオオオオオオオオオオオオン

……瞬間移動魔法・デジョンの音。

ふと、今斧を振り落としていた敵が目の前から消えて行きます。
PCの歓喜の声が周りから沸きあがります。

「やったーーー。」
「よくやった。」
「勝ったぞー。」

獣人の撤退です。
そうです。
我がSirenワールドはこの戦いに勝利したのです!!。

Ffxi20070329020655

午前2時6分50秒。
イベントムービーの時間を除けば、正味15分の戦い。

おいらにとっては、久々に他のPCとなにかをやり遂げたと言った、大きな満足感。魔笛を死守すると言う目的を最大限に味わった、今回のビシージでした。

歓喜の声がなお続きますが、取得経験値と戦績を確認した後、次々にログアウトしてゆくPC達。

おいらも、一緒に戦ったLSのメンバーに声をかけログアウトしました。

チョー感動!!。やったぜ 試練!!。

Ffxi20070329020710 Ffxi20070329020733

追記:2007年3月29日午前11時現在。無敗記録:Siren 617回 Lakshmi 609回

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月27日 (火)

彫金60再び

Ffxi20070326081637_1
Ffxi20070326081807_1

倉庫キャラの彫金スキルが60になりました。
メインのキャラのmomijiから遅れること、約2週間。再びの60です。

どの合成もそうですが、一度スキル上げのルートを開拓してしまえば、次の時にはある程度の気持ちの余裕が出来ます。

スキル上げにかかるギルは、相場は違ってもその時代相応のコストが出て行くわけで、つらさに変わりはないのですが、どれくらい素材が必要とか、ギルが必要とか、先が見えるのと見えていないのとでは大きく違います。
それが、気持ちの余裕です。

合成修行で、なにが一番必要かと考えたとき、それは「思い切り」だと思うのです。

”持ちギルが、底をつくかもしれないじゃないか。”

”これから、高額素材地獄があるのは目に見えているじゃないか。”

”今の時代、スキル上げたって、エクレア装備に敵わないジャナイカ。

いや、違う!!。
合成の未来には、明るい光に包まれた世界がきっと待っているに違いないんだ!!。

きっと…。
きっと…。

きっと…。

…たぶん。

これらの不安を断ち切り、この倉庫は今メインを超え、新たなる一歩を踏み出しました。おいらにとって、これからは先の見えない未知の世界。

モグ「大げさクポ。職人の世界にはまだまだ上がたくさんいるクポ。まだまだひよっこクポ。」

おいら「う、うるさい!!。このぐらいの決心しないと進み出せないんだよ!!。」

でも実際のところ、これから先のスキル上げはとても楽しみです。いやホントにマジで。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月26日 (月)

解像度のお話

前回、分解ネタを書いたところ、通常の更新時の約3倍のアクセスがありました。

Ffxi20070322013414

皆さん、ギル関係になるとメザトイデスネ。
当日記では、これからもこういった話をじゃんじゃん書いて、皆様のお役に立てるよう努力するカモしないカモ。

さて、今回は前回と違って非常にどうでもいい話。

PC版のFFXIは画面の表示解像度を変える事が出来ます。おいらは、文字部分の解像度を1024×768という解像度でプレイしています。

しかし、最近ちょっとログとHP・MPのステータスバーまでの距離が長く、ちょっと見づらいと思い解像度を下げることにしました。
普段は合成とソロプレイが主体なので、ステータスに気を配る必要もなく、解像度にはこだわっていませんでした。

そんな時、LSでBCに行く事になりました。おいらにとっては久々のPTプレイなので、良い機会と思い、出来るだけログを見やすい環境にしておこうと考えました。

Ffxi20070326130021

設定した文字領域の解像度は800×600

最初、文字が大きくなりアンチエイリアス(文字や画像の輪郭を自然に見せるためにぼかす技術)の関係か、多少ぼけた感じに見えましたが、1時間もしないうちに脳内補正が働き、きれいに見えるようになりました。
(ちなみに、解像度が低くなるのは文字部分だけの設定で、グラフィック自体は高解像度を保った表示になっているので、画が荒くなることはありません。)

そうなると、文字の適当な大きさと、ウインドウ間の視点移動の少なさで、とても軽快に感じます。ちょっとPCぽくない感じもしますが、プレイしやすさを考えるとおいらには最適かもしれません。

あんまり快適だったので、BCの後、そのまま珍しく、LSのレベル上げに参加してしまいました。

Ffxi20070320115423

▲変更前

Ffxi20070325233204

▲変更後 ステータスとログウインドウの距離に注目。
大して変わっていないように見えるかもしれませんが、快適です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月21日 (水)

100万ギル分のミスリルピアスを…

倉庫の彫金上げのために、ミスリルインゴットが大量に必要になったので、前からやってみたかった実験をしてみることにしました。

実験「100万ギル分のミスリルピアスを分解すると、いくつのミスリルインゴットが得られるか?。」

ミスリルインゴット:雷のクリスタル+ミスリルピアス

雷のクリスタルは、栽培やエレメンタルを倒して得た自前の物で、競売で買ったものではありません。

実験につかうミスリルピアスは、ラバオにて購入。
とりあえず、手持ちのギルを100万ギルに調整して、いざラバオのゴブリンの雑貨屋前で分解スタートです。

Ffxi20070320184641_1

リアル本体は、「成功」「失敗」「ロスト」にわけ「正」の字でメモを取りながらカウントしていきます。

Ffxi20070320212145

ラバオは砂漠にある町なので、街中でも外の天候の影響を受けます。実験中はほとんど、砂塵の天候が続きました。

天候の属性が土なので、雷クリスタルを使うこの実験では、多少失敗が増えてしまうのかと心配しましたが、天候が落ち着く様子もないので、気にしないことにしました。

4140ギルのピアスを4つずつゴブリンから買い、それをなくなるまで分解。手持ちのギルでピアスが買えなくなるまで続けます。

Ffxi20070320212527a
「ロスト」の正の字が増えるたびに泣きそうになったり、

Ffxi20070320212527b
「成功」の正の字が増えるたびにニヤニヤしたり、

分解にもいろいろなドラマを見出しながら、途中休憩もはさんで、これを延々約4時間。以下がその実験結果です。

試行キャラ彫金スキル60

成功回数     139回
失敗ロスト無回数  69回
失敗ロスト有回数 102回
合計試行回数   310回

成功率      44.84パーセント
コスト      997740ギル
取得インゴット数 187個

成功数より取得インゴット数が多いのは、HQ2でインゴットを2個得られるためです。

前にも試行数は少ないものの、3D分のミスリルインゴットを得るために分解したら、やはり44パーセントぐらいの数字でした。

レシピは違いますが、レザーベルト(革細工:見習い13)の分解も40~45パーセントの成功率を残しているので、42~3パーセントぐらいが分解の成功率の大体の目安とおいらは考えます。

さて、得られたミスリルインゴットは15Dと7個。
現在の我がワールドのミスリルインゴット1Dの競売価格(ジュノ)は78000ギル。

15D×78000ギル=1170000ギル
7本×6500ギル=45500ギル
合計1215500ギル

競売で買う事を考えると、だいたい20万強ぐらいの節約でしょうか。
ギルドのミスリル鉱が最安値で計算しても、ざっと12万ギルぐらいは浮いているようです。

クリスタル代は無視しているので、これを行なう場合自前で用意する必要がありますが、金策とはいかないまでも、急遽インゴットが必要になったときに使える手だと思います。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年3月20日 (火)

マホガニーベッド

マホガニーベッド

Ffxi20070320153724

そう、モグハウスの金庫拡張クエの条件になる調度品であります。

LSのEさんが、そろそろ金庫の空きを大きくしたいらしく、このベッドを探していたのですが、競売などにも出品されていないのか、入手に手間取っていました。

仮に競売で買うにしても、そのベッドの値段は4万ギルぐらいとか。
装備品でもないので、ちょっと二の足を踏む金額です。

そこでベッドの材料となる素材の値段を調べてもらいました。マホガニーベッドのレシピは…

土のクリスタル+毛糸+毛織物+マホガニー材×4

マホガニー原木が一つ競売で3000ギル
毛糸はギルドの最安値で合成すると、だいたい一本1500ギルから1600ギル程度。

ざっと計算して、約24000ギル~25000ギルぐらいです。

木工の目録クラスのレシピですが、サブスキルとして、やはり裁縫の目録クラスの技術が必要になるようです。
とりあえず、おいらの木工スキルでも足りているようなので、作製に問題はないようです。

そこで、LSのKさんの発案でベッドの材料を素材狩りから始めて、合成で作ってしまおうという事になりました。

まず、おいらとEさんとKさんの3人でで、ラテーヌ高原とコンシュタット高地にて、大羊を狩る事にしました。

大羊の皮から羊毛を取り出し、それを毛糸に紡いで行きます。

羊毛:風のクリスタル+大羊の皮+大羊の皮

毛糸:雷のクリスタル+羊毛+羊毛

おいらは裁縫下級職人の修行時代、やはり自力で大羊の皮を集め、それで毛糸を作ったのですが、その時はソロだったので非常に長い時間かかったのを覚えています。
羊毛を一つ作るのに、大羊の皮が2枚必要になるのでなおさら手間がかかります。

しかし今回は3人と言うことで、みるみるうちに皮が集まりだし、思っていたより早く必要分の毛糸を集めることが出来ました。

毛糸が集まったので、次はマホガニー材です。

マホガニー材はブブリム半島で、伐採によって収穫出来るようです。

ブブリム半島に着くと、3人はエリアにある木の根元に現れる伐採ポイントを探し、まさかりを振り下ろし始めました。

しかし、これが曲者でした。

いくら伐採しようとも、出てくるのは安い材木や必要のないアイテムばかり。全くマホガニー原木を拝むことが出来ません。

先の皮集めが順調だっただけに、余計にそのギャップを感じます。

そして、伐採ポイントはエリアの広域に点在するので、まさかりを振り下ろすより、そのポイントを探し出す事のほうが、時間がかかってしまいます。

「きこりって大変だなあ…。」

3人とも皆そう思ったでしょう。

それでも、ジュノなどの競売に原木が供給されている事を考えると、出品者が全員きこりではないにしろ、何人かはこの仕事で金策しているのだと思います。その根気に敬服します。

結局マホガニー原木は全くで出ずに、Kさんがタイムアップでログアウトして、少ししておいらのまさかりもすべて折れてしまったので、Eさんとジュノへ戻ることにしました。

ジュノに着き、Eさんとおいらは2本ずつ原木を競売で買い、4本のマホガニー材を用意しました。

折ったまさかりは500ギル×12本。
最初から競売に頼っていたほうが、安くついた事にはこの際目をつぶりましょう。

さっそく、集まった材料でマホガニーベッドの合成を始めます。
…始めます。
…始め…。

あれ、合成出来ないぞ。

おいらはそこで、ようやくレシピを見誤った事に気づきました。

マホガニーベッド:土のクリスタル+毛糸+毛織物×3+マホガニー材×4

毛織物が3枚が正しいレシピです。そして、毛織物は一枚につき毛糸3本必要で、集めた毛糸では、全く足りません!!。

レシピをぱっと見ただけで、確認しなかったおいらのミスです。
だいたいこのデフレの時期に、利益が1万以上出る商品がそうそうあるわけありません。仮にあったら、誰かが出品しているはずです。在庫切れなんてあるわけありません。もっと早く気づくべきでした。

Eさん「どうしましょうか?^^」

おいら「ご、ごめん…。とりあえずアルザビの裁縫ギルドで羊毛買って、それで合成…。」

そう言いながらおいらはふと、もう一つの毛糸調達方を思い出しました。

「そうだ、靴下だ。!!」

競売の獣人製品の欄を、速攻で開きます。

Ffxi20070320153636

Ffxi20070320153651

ギガースソックス 在庫24 900~1000ギルの取引履歴。

ギガースソックスとは、巨人族のモンスター、ギガース族が落とすドロップアイテムです。PCが装備したり使うことは出来ませんが、これを雷のクリスタルで分解すると、毛糸が採れるのです。

早速購入して分解してみました。

分解 失敗。
分解 成功 2本の毛糸を得た。
分解 失敗。
分解 失敗 ギガースソックスを失った。
分解 成功 2本の毛糸を得た。

Eさん「2本も出るんですね。」

おいらの分解を見て、関心してくれているようです。
おいらの今までの経験からすると、分解の確率は42パーセント前後。
このギガースソックスの分解は成功すれば2本得られるので、コストパフォーマンスは良いです。

そんな事をEさんに説明しながら分解していると、来ましたHQのエフェクト。

Eさん「おお」

分解 成功 8本の毛糸を得た。

これで、必要な毛糸が集まりました。

すぐにベッドを作製。無事に合成成功し、めでたくEさんのマホガニーベッド入手となりました。
よかった、よかった。これで、なんとか自称職人の顔が立ったよ…。(安堵)

…え?最初から靴下分解した方が速かったんじゃないかって?。

それは言わないお約束。

Ffxi20070319233838_1

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2007年3月13日 (火)

彫金60

もう、100師範も珍しくなくなった時代になったけど、おいらにとってはこの画面を見るのが夢でした。

相当遅れましたが、彫金60達成。
サブ合成スキルオール60達成。

Ffxi20070312220638
Ffxi20070312220824

最後に割り上がりってのが、実においららしいです。ロストした白金鉱に感謝。

…え、釣りは?ですって?
キニシナイ、キニシナイ。

| | コメント (0)

2007年3月11日 (日)

買い物

バージョンアップはいつもの通り重く、2回ほど回線が途切れて、ようやく終了しました。

ログインしてみると、ヴァナにはまだ700人ぐらいしかログインしていない様子。

人気のないヴァナをふらふらと散歩。

…一時間後。モグハウスにて。

モグ「ご主人様、何回言ったらわかるクポ!!。ガラクタで金庫やかばんをいっぱいにするのは止めて欲しいクポ。今度ばかりは許さないクポ!!。」

うちのモーグリがプリプリ怒ります。

おいら「だってさあ、サンドリアの鍛冶ギルドがさ、ブロンズインゴット競売で買うよりずっと安かったんだよ。ほら、ブロンズインゴットってけっこう合成に使うじゃない。だからねぇ、これはガラクタじゃないんだよ。」

散歩の途中ギルドに立ち寄ったら、ブロンズインゴットがリーズナブルな値段で売られていたので、どうしようか迷ったものの、ギルドのガルカのおじさんの、

「合成素材は必要な時にないのが世界の法則。買えるだけ買っとけ。」

といった商売文句に乗せられて、沢山購入してしまったのです。

モグ「じゃあこれは何クポ?。ブロンズインゴットじゃないクポ!!。」

おいら「あ、これ…これねぇ。見つかっちゃった?野兎の毛皮。革ギルドもこれ安かったんだよね~。だからついつい…。あ、でもほら、これから”にかわ”作れるじゃん。にかわも結構合成に使うからね。必要な時に無いと困るだろ。ね。ね。」

モグ「にかわ…。もしかして、…そっちのかばんに隠してある白いものは…。」

おいら「ギク」

モグ「やっぱり、骨くずクポーーー!!」

おいら「だ、だってさあ、にかわ作るときこれも必要だろ…。ウィンダスの骨ギルドも、これ安くてさあ…。」

タルタルのおいらの体では、買い物した品物を全部隠せるほどの大きさもなく、あっさりモグにばれてしまいました。
きっと、おいらがガルカなら、隠し通せたかもしれません。

モグ「だーーー。こんなにたくさん一辺に買い物してどうするクポ。もう置いておく場所ないクポ!。さっさとなんとかするクポーーー!!。でないと、ハウスに入れないクポーーー!!!。」

おいら「わ、わかったから落ちつけ。にかわ合成して、それつかって鏃(やじり)作って、片付けるから~。;」

もぐ「いまからやるクポ。終わるまで遊んじゃいけないクポ!!。」

おいら「はいぃぃぃ。;;」

~合成レシピ~

にかわ(1個):炎のクリスタル+野兎の毛皮+骨くず×2+蒸留水

各鏃(6個):風のクリスタル+各薬+にかわ+ブロンズインゴット

この合成を、延々繰り返して出来上がった鏃は、99個×21セット。約2000個。

鏃だけで350回の合成。
大体、1分で2回の合成だと考えて、3時間弱。実際はポストとの移動やなんやらで、4~5時間ぐらいか…。

…ちょっと疲れました。

Ffxi20070311161946

| | コメント (0)

2007年3月 8日 (木)

2つ学ぶ

えー、バージョンアップが長いので久々の日記です。

今日は、5年近くもこのヴァナに居て初めて知った事を2つ。
競売チェックと出品のためにログインすると、LSにFさんとEさんが居ました。

なにやら、今獣を進めているFさんが、AFの頭装備を取得するために、ガルレージュ要塞で宝箱を探している様子。

ガルレージュ要塞とは、ヴァナの中心に位置する海上都市・ジュノに隣接するエリア、ソロムグ原野という場所にあるダンジョン。
中には、侵入者を拒む強固な門がいくつかあり、PCが4人いないと開けられない仕掛けになっています。

どうやら、Fさんの居るところには目的の宝箱はなく、奥の門を越えたところにある様子。
なので、Eさんとおいらは門開けのお手伝いに行くことにしました。

要塞でEさんが、日本人のPCと外国人のPC1人頼んで協力してもらえることになりました。
4人でまず最初の門を開きます。
日本人の方とは、ここでお別れしましたが、外国人の黒魔導師のMさんは、奥の門も手伝ってくれる様子です。

タブ変換を駆使し、意思の疎通をはかりながら、Mさんは状況を把握してくれたようです。

最初の門の奥に、先に侵入していたFさんと合流して、奥の門を開こうとしたとき、おいら達より前にいた数人のPTが、奥の門を開けています。

おいらは、
「チャンスだ」
と思いそのPTについて行って門をくぐりました。

ヴァナに点在する様々なゲート類は、一旦入ってしまえば、中から操作で開閉出来るからです。仲間の誰かが奥にいれば、開けてもらえるはず。

そう思って、どさくさにまぎれて門に飛び込んだのですが…。

あれ?門を開閉するスイッチがありません。
いくら探しても、ありません。
…つまりこの要塞の門は内側から操作することは出来ないようです。

Fさん |  |
Mさん |門| おいら;;
Eさん |  |

といった状況…。

一つ学びました。
「ガルレージュ要塞の門のスイッチは内側からは開けられない。」

表から入るには、4人で門を開けるスイッチを操作しなくてはいけません。が、おいらが中にはいってしまったため、それが出来ません。

どうにかこの状況を打破するには…。

1:黒魔法エスケプをして、一旦要塞の外に出てやり直し。

2:おいらが一旦戦闘不能になり、おいらの亡骸を黒魔導師のMさんに黒魔法トラクタで門の外に運び出してもらった後、蘇生魔法で生き返る。

おいらは白魔導師レベル61で来ていたので、リレイズ2という自己蘇生魔法が使えます。経験値のほとんどが戻ってくる魔法なので、一度の戦闘不能は問題ありません。

2の方が手っ取り早いと考えトラクタで運び出してもらう事にしました。

運び出してもらったときに、すぐに生き返られるよう自分にリレイズ2をかけて、近くにいた甲虫のモンスターにわざと襲われて、戦闘不能になりました。

首尾よく、Mさんのトラクタが飛んで来ましたが、効果がキャンセルされてしまいました。

ここでおいらは今日また学びました。
「リレイズがかかっている状態でのトラクタは受け付けない。」

おいらは、すぐその状況を把握しましたが、黒魔導師のMさんは不思議な様子。
ですが、それを説明する英語力もアイディアもないおいらは、もう一度トラクタを頼み、なんとか門の外へ移動することが出来ました。

それから、なんとか4人で門を開け、奥で宝箱を見つけ、めでたくFさんは獣のAF頭を入手。

まだまだ、ヴァナにはおいらの知らないことが沢山あるようです。

モグ「ご主人様は、5年も居るのに知らなさすぎクポ。そんなこと冒険者ならみんな知ってるクポ。そんなんだから、いつまでもレベルが60クポ。」

…モグをターゲットして、戦闘コマンドが開かないのは仕様ですか?。

Ffxi20070308092840

| | コメント (0)

« 2007年1月 | トップページ | 2007年4月 »