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2006年7月 9日 (日)

色々な発想

・・・先日アルザビにて、とあるテレポ屋さんを知りました。
テレポ屋さんとは、ヴァナ・ディールの各地に白魔法テレポを使って、PCを各地に送る事で商売しているプレイヤーです。その方の名前をここに記してしまうと、なにかと問題なので書きませんが、その人の名前は一目でテレポ屋を営業していると分かるものでした。

それが面白く、その事をLSで話すと、割と有名なテレポ屋さんであることを知りました。

その方の話題で、おいらは感心した事がありました。
どうやら、その人はゲートクリスタルを持っていないテレポ屋さんの様なのです。

現在ヴァナ・ディールに6箇のみに、白魔法テレポで移動することが出来ます。テレポもその行き先に応じた6種類があり、移動したいPCは、条件として各移動先にあるゲートクリスタルを所持していなくてはなりません。

おいらが、このテレポ屋さんのどこに感心したかと言うと、ゲートクリスタルを所持しておらず、各テレポの魔法のみ取得している点です。

まだ、テレポが実装されたばかりの頃、狩場に行くためにPTでテレポを試みると、ゲートクリスタルをまだ所持していないPCがその場に取り残されてしまう事故がよくありました。ゲートクリスタルを持っていなければ、白魔法テレポの対象となっていても、その場に置いてけぼりになってしまいます。移動できないのです。

このテレポ屋さんはこれを逆手にとって、わざとゲートクリスタルを所持していないのです。

テレポをすれば、当然ですが唱えた者も移動してしまいます。テレポ屋は、また客のいる所まで戻らなくてはいけません。
たいていはサポートジョブに黒魔導師をつけて、瞬時に元のエリアのHP(ホームポイント)に戻れるよう、黒魔法デジョンを用意しています。

ですが、この方のようにゲートクリスタルを持っていない者がテレポを唱えれば、唱えたものだけがその場に残され、デジョンの必要はありません。HPに縛られること無くどこでも営業が出来ます。普通のPCでは不便なキャラでしょうが、テレポ屋としては理想の形です。もちろんこの方も、テレポ屋専用のサブキャラなのでしょう。

おいらには、目から鱗な発想でした。

・・・別の日にこんなshoutを聞きました。

Ffxi20060709100908b

光布(me)とノーブルチュニック(you)交換希望です。希望者いましたらtellおねがいします。

この方は、材料を持ち込んで裁縫職人に合成の依頼をするのではなく、完成品を直接得ようとしているのです。
光布(材料)とノーブルチュニック(完成品)を交換しようと持ちかけているのです。

光布はとても高価な布で、合成での失敗を考えると普通は完成品の方が高価なはずです。実際、現在の競売の最終履歴を見ても、ノーブルチュニックは光布より約100万ギル以上値が高いです。

つまり、通常はこの条件は等価交換ではありません。

しかし、一つだけこの条件にのるプレイヤーが考えられます。
(もしかしたら、他にもこの条件でOKを出す人もいるかもしれませんが、おいらには考えられませんでした。)

裁縫職人です。
自分の作ったノーブルチュニックの出来に不満足な裁縫職人が、HQ品を目指して再度チャレンジするために、交換に応じるというものです。

光布はとても高価であるとともに、希少な材料でもあります。豊富に合成の機会があるわけではありません。
この機会を得る事に価値を見出せるなら、この条件に乗る裁縫職人がいる可能性があります。

これなら、裁縫職人にはもう一度HQ狙いにチャレンジ出来る機会を得るし、光布と交換した側は依頼合成の時のように、失敗のリスクを回避して確実にノーブルチュニックを得る事が出来ます。

つまり、この交換を持ちかけているプレイヤーは、裁縫職人に対して勝負に出ているのです。

これに応じる裁縫職人が出てくるかはともかく、面白い発想だと思いました。これぞ駆け引きです。(まあ、本当にshoutをしている方がそう思っているかは分かりませんが・・・。)

・・・さて、おいらの事。
まとまった時間が無かったり、気が向かなかったりで全く進んでいない自分の獣AF胴装備ためのベドーの鍵取りですが、とりあえずモグハウスで呼びかけ用のshoutマクロを準備してみました。

Ffxi20060709102029

出来るだけ簡潔にと思いつつも、条件やらなんやらで色々な要素があることに気付き、小一時間ほど悩んだ挙句、やっと6行のshoutメッセージが出来ました。まあ、長くなっちゃったけど、とりあえずこれなら誤解もないだろうと、そのshout文の完成度に満足していました。

・・・と思っていたところ、別の方のshoutを聞いてその簡潔さに驚きました。

Ffxi20060709101830

ベドー鍵取り..スキル上げいきませんかぁーーー!!現在5人

おいらが、小一時間あーでもないこーでもないと悩んでやっと絞り込んだ6行が、たったの1行です。

たしかに、今までそんな簡潔なshoutを聞いた事もありましたが、条件等でもめるのも嫌だと思うおいらは、もっと詳しく文面作ればいいのになと思っていました。

しかし、これも見方を変えれば、長くてわずらわしいといったものにもなりかねません。

そのプレイヤーは、条件等は後で伝えればいいやという発想なのでしょう。丁寧に詳しく伝えようと考えるおいらと、そのプレイヤーの考え方の差にショックを受けました。

ヴァナの冒険者の様々な発想には驚かされてばかりです。

Ffxi20060709100908
▲サービスショット。(意味ナシ)

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2006年7月 6日 (木)

遥かなるメリポ

メリポとはメリットポイントの事みたいです。

現在のFFXIではキャラクターのジョブレベルは75が上限で、それ以上のキャラクターの育成を経験値(EXP)ではなく、メリットポイントと呼ばれる別の値を、各ステータス等に振り分けることで行なうそうです。

~そうです。と書いているのは、実は伝聞だからです。
現在のおいらの最高ジョブレベルは白魔導師の61なのでレベル75に達しないと、メリットポイントに関わる行動は出来ません。

実はメリットポイントの詳細は、最近あったFFXIオフ会で聞いた話なのです。

メリットポイントの存在は知っていたのですが、実際にどのようなものなのかは、全く知識がありませんでした。

メリットポイントの対象となるステータスには、相反するものもあるようです。たとえば敵対心。

パーティプレイで盾役をメインとするジョブでは、敵対心の数値をプラスにして、敵の攻撃を自分に集中させたいわけですが、逆に守備力が低く、詠唱中断を避けたい魔導師などは、敵のターゲットから逃れたいので、敵対心をマイナスにしたいと考えます。
だから、両方のジョブを育ててる人は、どちらに重点を置くかにとっても悩むようです。

合成スキルは、印可(スキル60)以降は基本的に専門になるわけですが、それと同じ様にジョブにも専門性を与えるのがメリットポイントのシステムとおいらは認識しています。

常々ジョブにも専門性があれば、ジョブに対してもっと愛着が持てるんでないかなと思っていたので、メリットポイントにちょっと興味を持ち始めたのです。

おいらは、ヴァナ・ディールに白魔導師として降り立ちました。
初心は白魔導師です。

しかし、今は獣使いをメインとして活動しています。

ですが、やっぱり初心は白魔導師です。
おいらのケアルはヴァナの冒険者のためにあるのです。

けど、獣のソロ活動もとっても楽しいです。
ヴァナのモンスターと友達になれるのは獣使いだけ。
自分の性には獣使いが一番のような気もします。

白で後方支援しているのも好きです。
獣でソロっ子してるのも好きです。

白魔導師の装備を作りたくて、裁縫の合成スキルを育てました。
獣使いの装備を作りたくて、革工の合成スキルも倉庫キャラで育てています。

迷います。本気で迷います。

・・・迷うのですが、白魔導師、獣使い。
両方ともレベル75なんて遥か彼方。
いつかは届く時も来るのでしょうが、それを実感できるほどおいらの冒険を刻む時計は速くありません。

白魔導師は約1年でレベル61。
獣使いを始めてかれこれ2年半以上。先日やっとレベル59になりました。

レベル75。
その時が来るまで、ゆっくり二つを天秤にかけて考えようと思います。

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2006年7月 4日 (火)

田中要次

合成をやっていて、憧れる人がいます。

その人はFFXIのプレイヤーでもないし、ギルドのNPCでもありません。
そもそもヴァナ・ディールの人ではないのです。

昨晩フジテレビ系で放送された、「HERO」というドラマ。
2001年の1月~3月まで放送された同名ドラマのスペシャル版です。
木村拓哉さんが主演の検事の話なのですが、その劇中で出てくる田中要次さん演じるバーのマスター。おいらは彼に憧れているのです。

彼は注文を受ければ、それがバーのメニューにありえないような物まで、必ず出してくるのです。

バーなのに、玉子酒。
バーなのに、納豆定食。
バーなのに、広島風お好み焼き。
バーなのに、お寿司。

その注文を受けた時のセリフが、

「あるよ。」

昨日放送されたドラマの中でも、彼は田舎の居酒屋の板前さんという役柄で出演されていました。たぶん設定ではバーのマスターとは別人だと思います。それでも、やはりあのセリフが出ました。

「あるよ。」

たまにおいらは、ヴァナ・ディールで合成依頼を受けるときがあります。
その時に、その合成依頼された物が、自分のスキルが足りず作れないと、断るしかありません。

自分が職人を名乗るほど、合成を極めていないから仕方ないのですが、それでも依頼を断るときには、なんとも心苦しいし、自分の未熟さに落ち込んでしまいます。

そんなとき、田中要次さん演じるバーのマスターのあのセリフを思い出すのです。

「あるよ。」

無理難題を注文されても、

「あるよ。」

絶対に無いだろうと思うようなものでも、

「あるよ。」

どんなものでも必ず、

「あるよ。」

客の注文に100パーセント応じるあのセリフ。
合成を始めた頃から、たびたび彼のセリフを思い出し、いつかおいらもああいうセリフを言えるような合成職人になりたいと思っています。
だから、彼はおいらの憧れの人なのです。

そんな彼が、昨日のスペシャル版で衝撃の発言。
話の流れ上仕方ないのですが、彼に憧れているおいらにいきなり訪れたオドロキのセリフ。
木村拓哉さん演じる主人公の注文に・・・。

「ないよ。」

今度、合成以来を断るときには使ってみようと思います。

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