ふたつの、いつか見た風景
サッカー・ワールドカップ2006・ドイツ大会。
今朝、残念ながら日本はブラジルに負け、今回の挑戦が終わりました。
試合後ピッチに倒れた中田(英)選手の涙に思い出すものがありました。
・・・先日、所属しているLSで、昨年後半から最近まで入ってきた新人さん達の歓迎会を兼ねた、LS主催のイベントがありました。
LSというのは、”リンクシェル”という特殊な貝のアイテムから”リンクパール”と呼ばれる真珠を取り出し、それを装備することによって、同じ貝から産まれた真珠を身に着けているもの同士で、会話ができるチャットシステムのことです。
FFXIの場合MMORPGという性格上、プレイヤーは様々な活動を行なっているので、通常ヴァナ・ディールのあちこちに散らばっているのですが、このシステムのおかげで、遠くにいる仲間達とすぐに連絡をとることが出来ます。
イベントは、20前後のレベルのジョブで、アライアンス(FFXIではパーティを最大3つまで同盟を結ぶことができる)を組み、ジャグナー森林を行軍しながら、森林北部にある湖を目指すといったものです。湖では、その後魚釣りを楽しみます。
集合場所はサンドリア王国。集合時間になるとLSのメンバーがポツポツ集まりだしました。早速アライアンスを組み、今回の企画者であるDさんが来た所で、サンドリアを出発しました。
西ロンフォールからラテーヌ高原を抜け、ジャグナー森林を目指します。十数人で駆ける姿はそれだけで圧巻で、ふとどこかで見たことのある景色だと思いました。
2002年のサービスが始まった頃のFFXIのテレビCMです。
テレビCMは、MMORPGと当時ではまだまだ珍しいインターネットを通じて遊ぶこのゲームを強くアピールするためでしょうか、たくさんのPCがフィールドを駆けていくシーンがあり、とてもおいらには印象的なものでした。
それが、おいらたちが駆けている姿と重なったのです。
サービス開始より2週間ほど遅れてFFXIを始めたおいらは、そのCMを見ている頃にはまだ、PS2でプレイする際に必須なBBユニットを手に入れておらず、とても後悔し、直ぐに注文手続きをしたのでした。
・・・ベスト16に入った前回のワールドカップ2002日韓大会。
最後の対トルコ戦が終わり、それまで冷静だったトルシエ監督が、感極まり思わず流した涙。おいらは、今回の中田選手の涙を見てそれを思い出していました。
次は4年後、2010年南アフリカ大会。今度は涙ではなく、別の事を思い出せる大会になることを願い応援しよう。がんばれニッポン。
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